時給の平均は1,518円。しかし中央値は1,241円で、277円の差があります。ここでも平均は分布を代表していません。
最終更新:2026年7月12日 / 出典:
ANSWER
令和7(2025)年の短時間労働者の1時間当たり所定内給与額は、平均1,518円(男性1,769円、女性1,418円)。ただし中央値は1,241円で、平均より277円低い。下位10%は1,036円、上位10%は1,874円です。平均が中央値を大きく上回るのは、一部の高時給層(3,000円以上が3.4%)が押し上げているためです。
| 区分 | 平均 | 下位10% | 下位25% | 中央値 | 上位25% | 上位10% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 男女計 | 1,518 | 1,036 | 1,116 | 1,241 | 1,448 | 1,874 |
| 男性 | 1,769 | 1,037 | 1,120 | 1,250 | 1,475 | 2,157 |
| 女性 | 1,418 | 1,036 | 1,115 | 1,237 | 1,438 | 1,801 |
単位:円/時(所定内給与額)。出典:令和7年概況 第11表・付表4。
平均1,518円に対し、中央値1,241円。277円の差です。比にして1.22倍——一般労働者(1.15倍)よりも歪みが大きい。
原因は分布の上端にあります。時給3,000円以上が3.4%(男性では6.6%)存在し、これが平均を押し上げています。
時給1,000〜1,299円の帯に、全体の約56%が集中しています。これが短時間労働者の実際の姿です。
7.5+9.5+10.6+10.6+17.6=55.8%です。| 企業規模 | 男女計 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|---|
| 大企業 | 1,473 | 1,653 | 1,400 |
| 中企業 | 1,626 | 1,988 | 1,482 |
| 小企業 | 1,491 | 1,746 | 1,388 |
単位:円/時。出典:令和7年概況 第12表。
一般労働者と違い、短時間労働者では大企業が最も低い(1,473円)。中企業(1,626円)が最高です。
これは、大企業の短時間労働者が小売・飲食などの低時給職種に多く配置されている一方、中小企業では専門職の短時間勤務が相対的に多い、といった構成の違いを反映している可能性があります。ただし本統計は職種別のクロス集計を示していないため、これは推測にとどまります。
| 産業 | 男女計 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|---|
| 教育,学習支援業 | 2,541 | 3,114 | 2,180 |
| 医療,福祉 | 2,113 | 3,961 | 1,707 |
| 情報通信業 | 1,853 | 2,216 | 1,703 |
| 卸売業,小売業 | 1,268 | 1,284 | 1,263 |
| 宿泊業,飲食サービス業 | 1,234 | 1,243 | 1,230 |
単位:円/時。出典:令和7年概況 第13表。
「医療,福祉」の男性が3,961円と突出しています。短時間勤務の医師などが含まれると考えられますが、原典は職種の内訳を示していません。
令和7(2025)年の短時間労働者の1時間当たり所定内給与額は、男女計で1,518円です(男性1,769円、女性1,418円)。ただし中央値は1,241円で、平均より277円低くなります。
「教育,学習支援業」の2,541円が最も高く、次いで「医療,福祉」2,113円です。最も低いのは「宿泊業,飲食サービス業」1,234円でした。
実労働日数は月14.0日、1日当たり所定内実労働時間数は5.2時間です(男女計)。
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